先日TVのCSで、偶然 小林聡美主演の
めがね を観ました。
途中からだったんですが、前からすごく興味があったので。
これがほわ~っとしててとても面白かったんです。
春のどこかしらの海。
ストーリーがあるわけでも、事件が起こるわけでもなく、
登場人物の素性も謎に包まれたまんま話は進んでいくのですが、
景色・のどかな時間・丁寧な食事・・・・・。
この中でいろんな思いを抱えた人達が忘れていた何かを取り戻していく。
普段、コーヒー片手に雑誌をまったり眺める時間が好きな私には、
このうえなくたそがれる事ができる、そんな癒しの映画でした。
それでこの映画の監督
荻上直子さん の作品にとても興味が沸き、
同じスタッフで作られた 『かもめ食堂』 のDVDを借りてきました。
話が後先になりましたが、先に作られた作品がこの 『かもめ食堂』
この同じスタッフで後から作られたのが 『めがね』 です。
かもめ食堂のあらすじは、フィンランドのヘルシンキで食堂を営む
サチエ(小林聡美)の元にいろんな人が集まり、サチエの温かな食事で
ココロを和ませていく、これもまったりゆったりした時間が流れる癒し系の映画。
めがねと同様の監督、スタッフの作品なので共通点が多いのですが、
ワタシがこの2作品ですごく気に入ったのは、
作品にでてくる丁寧なお料理もさることながら、色彩がとてもキレイだということ!
ポストカードを見てるような、そんな場面があちこちにあります。
それに、登場人物のファッションがとても可愛いーー!
小花柄の
リバティーブラウスと鮮やかなブルーのスカートの組み合わせ、
(このブルーのスカートにあわせてるスニーカーがまた絶妙)
マリメッコの大胆な柄ワンピ、こざっぱりした紺色スーツにスニーカー、
ボーダーTシャツに古着のエプロン。
(柄同士だったりするのに、なんとも清潔感いっぱい)
リバティー柄のあれこれ。

ワタシが小学生くらいの頃、こういう柄のブラウスを着て
母が参観に来たような思い出があります。(大昔すぎ~)
ファッションは巡り巡ってくる といいますが、
古着屋さんでもよく見かけますよねー。
今度久しぶりに覗きに行ってこよ。
実は、めがねも、かもめ食堂も、
堀越絹衣さん という
スタイリストさんが手がけたものだそうです。
この人は、1980年代、ananのファッションページで活躍した
有名なスタイリストらしく、チェッカーズや小泉今日子さんの
ファッションスタイリングも手がけていたそうな。
この映画も、堀越絹衣さんも、ダイスキになりました。
この2つの映画で、フードスタイリストの
飯島奈美さん が
超有名になりましたが(南極料理人のスタッフでもあります)
ワタシは堀越絹衣さんの手がける作品をまた観て見たいなぁ。
ドキドキ、ハラハラの瞬間はないけど、このまったり系、
ちょっとしばらくハマリソウです。
こんな サイトもどうぞ。


大型連休を取ったダンナくんのお相手、
どうしようかと思ってましたが、過ぎてみるとあっという間で、
普段見れないDVDも、ゆっくり最後まで
座って 数本見ることができました。
おネエも、長い長い大学の夏休みがやっと終わり、
本日よりワタクシ、平常運行に戻ります。
ね、ね、ねむい… 。
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